プラセンタ注射の回数や頻度について、どのくらいで効果が現れるのかは、気になるところです。体験談やインターネットの情報はさまざまで、どれが本当に参考になるのか悩むことも少なくないでしょう。

今回はプラセンタ注射の効果を実感するための治療頻度や期間について、詳しく説明します。プラセンタ治療を考えている方は、ぜひ参考にしてください。

■プラセンタ注射の適量と一般的な回数は？

プラセンタ注射の適量と一般的な回数は患者さんによって異なりますが、「毎日1アンプル」を「週に1回6アンプル」に変更しても同様の効果を得る方もいらっしゃいます。

また、長期休暇の前は普段1アンプルですが、まとめて1回に5～6アンプルを打つ方が増えます。

重要なのは、適切な量と頻度で治療を続けることです。

◎1回の本数

プラセンタ注射の一回あたりの量は、一般的には1〜10アンプル（1アンプルは2ml）ですが、平均的には2〜5アンプル使うことが一般的です。

◎週の回数

プラセンタ注射の頻度は、改善したい症状や個人のライフスタイルによって異なります。週に1、2回から1週間に1回が平均的です。

初めて注射を受ける場合や症状が重い場合は、1週間に1〜2回の頻度で受診してみましょう。数ヶ月続けて症状が改善されてきたら、1週間に1回または2週間に1回のペースに減らしてみるのもいいでしょう。

■プラセンタ注射の保険適用は何回まで？

◎更年期障害の方

45～59歳までの女性の方は1回1アンプル

男性の更年期障害には、保険適用がありません。また一度に2アンプル以上の投与はすべて保険適応外（自費診療）となりますので注意が必要です。

■どのくらいで効果がでてくるの？

重要なポイントは「継続する」ことです。多くの場合は2～3回で実感できます。10回以上で全く効果がない方は中止をおすすめします。

※効果が出る時期は患者さんによって異なります。

■プラセンタ注射をいつまで続けるのか？

プラセンタ注射には、特に期限の制限はありません。体調に合わせて、頻度を調整しながら続けることが大切です。途中で治療をやめてもリバウンドや依存性がないので安心してください。ただし、長い期間を空けると、改善された症状が元に戻ってしまうことがあります。

プラセンタ治療を長期間続けている方も多くいますが、これまで副作用の報告はありません。プラセンタは、人間が生まれる時に必要とする栄養を含んでおり、本来持っている治癒力を促進する成分のため、安心して利用できます。

■まとめ

プラセンタ治療の効果的な回数や本数は、症状や個人によって違います。プラセンタ注射を試してみたいとお考えの方は、お気軽にご相談ください。