多汗症とは
局所性多汗症と全身性多汗症に別れます。日常生活に支障を来す場合は治療の対象となります。
局所多汗症
精神性発汗:精神的な緊張が原因で、手のひら、足底、腋窩などに発生します。
☑最初に症状がでるのが25歳以下であること
☑対称性に発汗がみられること
☑睡眠中は発汗が止まっていること
☑1週間に1回以上多汗のエピソードがあること
☑家族歴がみられること
☑それらによって日常生活に支障をきたすこと
以上の項目のうち2項目を満たすもの局所多汗症と診断します。
脇汗:エクロックゲル、ラピフォートワイプの外用(保険適応)
手汗:アポハイドローションの外用(保険適応)
全身性多汗症
保険適用の漢方薬、プロ・バンサインなどがあります。体質、症状により漢方薬が合う方もあります。副作用に問題なければプロ・バンサインを処方します。